改めて、私が人狼ゲームが好きな理由。それは物事を多面的、多角的に考える人達からの学び

人狼日記

私が人狼ゲームを好きな理由。

を改めて思ったことを書きます。

最近気づいたことで書き留めておいたことをようやく綴りたいと思います。

人狼ゲームを知らない方がいるかもしれないので

詳しくはコチラ

↓↓

説明動画

人狼ゲーム説明動画

日常で役に立つ

日本人狼協会

日本人狼協会
人狼を愛する人たちにより、人狼を普及し、人狼により、交流を広げ、交流を深めることを目標に活動している一般社団法人 日本人狼協会のページです。

そして人狼ゲームは

推理する」ゲームでもあるのです。

その場にいる数人の中で、「誰が人狼か?」

を発言の矛盾や言葉遣い、表情、挙動、仕草などを元に推理をします。

私個人的には、疑わしい人が人狼だったら

その繋がりのある人、例えば人狼に投票していない人、とか人狼を庇った人とか、は当然疑うべき対象になります。

人狼のことを知らない市民の人が

当然知らずに人狼を庇う場合もあります。

周りの誰から見ても疑わしい人物ということになります。

私はそういう人を普通に疑ってしまいます。

また普通に見ても疑わしいので

投票をしたくなります(人狼と思わしき人に投票を集めること)。

しかし人狼ゲームが習熟していくと、

だんだん参加者の人狼ゲームでの技法(テクニック)が習熟していきます。

人狼同士は仲間と知っているのですが、

その仲間の人狼に投票をしている「身内斬り」投票なんかも出てくるのです。

ルール通りに考えると仲間と知ってる人狼には

仲間が死にそうになるような投票はしずらい。

でもあえて投票するということです。

人狼仲間と思われないような行動も出来るようになるということです。

そうなるとさらに幅を広げた推理が必要です。

私も2014年から人狼ゲームを始めて、

経験年数を積むことで全国様々なプレイヤーの方と対戦することが出来ました。

そして多くの人を見て推理をして来ました。

いろんな人達がいて、いろんなパターンのゲームがあります。

コロナの影響から2020年4月から

ビデオ通話を使っての人狼ゲームを行うようになり、

他の方のzoom人狼の会なども参加させて頂いて

さらにたくさんの方々と対戦させて頂くようになりました。

私が様々な方と対戦させてもらって

学ばせて頂くことが

そんな考え方で推理してるのか、とか、

すごく細かい他人の要素を発言したりとか、

気づかなかったようなことの着眼点

話してくる方などに沢山出会えました。

私が騙されてる人をきちんと別の視点で

疑っていて指摘する方なども沢山出会えました。

そのような過去の経験から人狼ゲーム経験者には

「物事の見方」や「物事の捉え方」が

非常に柔軟な方が多いと思える印象があります。

だから、この人狼ゲームに関わってよかったなと思えます。

価値観が多様化しているこの世の中では、

物事の見方、捉え方は一元的では社会の流れについていけなくなります。

例えば男女の恋愛でいうと、

男性が女性を好き、女性が男性を好き、

という「異性」が好きであるという価値観が普通でした。

しかし現代は同性愛もありえる、認められる多様性の世の中に変わりつつあります。

「男は女が好きなのである」という

過去まで「普通」とされていたことが

男が男を好きになる場合もあるわけです。

それが「多様性」で人それぞれの価値観が認められる社会に変化してきているということです。

人狼ゲームをよくプレーされている人ほど

世の中の様々なことを俯瞰して見れる方が多い気がします。多様性を認めてくれる気がします。

(あくまで幸田の所感なので、間違ってたらすみません)

一つの物事を裏からも考えて見たり、

一方的に昔ながらの価値観とかで縛り付けなかったり、

表からも裏からも俯瞰して見ていたり、多面的に考えてくれたりします。

そのような「推理力」を鍛えないと

人狼ゲームの能力が上がらないから、なのかもしれませんが

多面的な物の見方をする方が多い印象です。

そもそも人狼ゲーム自体が

市民(多数派)の中に人狼(少数派)が潜み、

市民のふりをするゲーム。ということで

世の中の多数派が白だ!白が正しいんだ!

と言う世の中で、実は少数派の黒同士が

白のフリをしながら巻き返しをしていくゲーム。

ということなので、

少数派の黒役を演じることで

世の中の少数派の気持ちが理解もできます。

でも数は少なくても少数派が正しいものと、

少数派同士が仲間を信じて、

仲間同士で協力しないと、多数派は倒せません。

こんなゲームを常日頃行ってて思うのは

「多様性」と言われた世の中でも 

少数派になっていて弊害受けている方は

どのようなシーンでもいらっしゃるのではないかと思います。

人狼ゲームでは、人狼は少数派ですが、

例えばもし本当に人狼として自分が生まれたとしたら

人狼たちは自分たちが生き抜く(人狼達側の正義)を

貫くためには、市民から隠れて追放を逃れていくわけです。

それが自分達の正義になるので、

人狼側の立場にたって物事を俯瞰で考えられるか否か、ということです。

この少数派の立場を何度もプレーし、

役になりきることで

多数派の時でも、少数派の時でも

自己の置かれてる状況に関わらず

俯瞰で物事を見れるようになると思います。

人狼ゲームでの見方をお伝えしたのですが、

世の中の社会構成じたいが人狼ゲームっぽいな

感じたことはあります。

「就職したほうが安定してるよー」と過去から含めて多数派が言ってる以外にも

起業したり、自営業でしたり、何かのプロになったり少数派はいます。

少数派ですが自己を確立させて、就職しない生き方を貫いてる人々はいます。

「ある程度の年齢だと結婚したほうがいいよー」と過去から含めて多数派が言ってる以外にも、

少数派でも独身を楽しみ、一人の生き方を確立してる方はいらっしゃいます。

日本が高度経済成長を遂げて

バブルが弾ける所くらいまでは 

いい会社に就職して、定年まで勤める

退職金をたくさんもらって  

それを銀行に貯蓄。

利息が7%とかの時代は10年間で約倍ほどになる。

そんな「多数派の生き方」が主流だったのではないかと思います。

しかし現代は、

多様性の時代、インターネットの普及と共に

情報化社会の革命が起こり、

価値観は多様化して、

何をしたいのか、何を人生で得たい、成し得たい、

などは個人個人が自らしたいことをする時代に転換しました。

時代は変化したのに、

まだ「多数派」が正義?正しい?

みたいな文化、風習が残ってる気がします。

こんな時代に

多数派の生きる世界から

少数派の生き方の世界に移行する人たちは、

まさに人狼役です!!

自分自身の生き方を貫き、自分のやりたいことを

周りの誰に何を言われようがやっていく。

だから私も人狼役が好きなのかもしれません。

話がだいぶん脱線しましたが、

私が初めて6年以上も経って

まだまだ人狼ゲームに夢中な理由は

一つは、私にない考え方や思考をする方々に

「ゲームを通じて出会えるから」なのかもしれません。

会社の上司でもなく、取引関係でもなく、利害関係がなく、

同じ人狼ゲームという世界での共通の価値観を通じて出会った人間関係。

だからこそ、その人と考え方、思考の仕方などの深い部分から知り合っていくので

非常に濃厚な人間関係になるのではないかと思います。

直接的に人間を知れるゲームなんだなと思います。

私幸田の感じたものですが、

もしよかったら人狼ゲームを体験されたことない方は

体験してみてください。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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