「コミュニティの時代」という言葉を聞いたことある人は少なくないはずです。
では、コミュニティとは??
ウィキペディアを調べると、、、
コミュニティ(英語:community):英語で「共同体」を意味する語に由来。同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まり(社会)のこと(地域共同体)。日本語では「地域共同体」が「地域社会」をも意味し得うるため、転じて国際的な連帯やインターネット上の集まりなども「共同体」あるいは「コミュニティ」と呼ばれる(例:欧州共同体、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体、アフリカ連合、米州機構、東アジア共同体(計画中)、国際航空通信共同体)。地域の共同体であることよりも地域住民の相互性を強調する場合、地域コミュニティとカタカナ表記する場合も多い。
また別のWEB辞書からは、、
①人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域,およびその人々の集団。地域社会。共同体。
②転じて,インターネット上で,共通の関心をもちメッセージのやりとりを行う人々の集まり
簡単に言うと「人々の集まり」です。
最近の私の周りの方々は、「自分発信のコミュニティ」などに囲まれて生きている方が多いです。
例えでお話しすると、
学生さんは当然ですが、「学校」という地域コミュニティに所属することになります。
義務教育の期間だと、小学校や中学校、
その後も高校や大学なども一つのコミュニティで
学校というコミュニティに所属することになります。
私が20代の頃などは、まだまだ会社員が多かったです。
現代は変化してきてると思いますが、
会社というコミュニティに所属し、
年金を頂く定年の60歳までを会社というコミュニティで完結し、
退職金を頂き、退職金を銀行に預けて
利息が7%などの時代は、年金生活をしながら
預けた退職金の利息で老後を生きていく。
というような人生の流れが主流だったことだと思います。
日本の人口の1億2千万人のうちの
労働人口8000万の大半がサラリーマンと言われる時代には「主流」でもよかったのかもしれません。
しかしバブル崩壊から経済成長も鈍化しました。
低金利になり、利息では生きていけない。
そして高齢化社会により、高齢者を下支えする若者人口の減少により
年金制度も崩壊ではないかと言われています。
「主流」の流れが一変しました。
テレビという巨大マスメディアは、テレビ局が作った情報操作を出来ていた訳ですが、
「インターネット」の普及により、情報も多元化しました。
情報操作されていた一般人の方々も
日本以外の世界事情の情報をキャッチできるようになりました。
情報が多角的に捉えられるようになると、
「価値観が多様化」してきました。
例えば、「いい学校を出て、いい会社に入って、老後を送る」的な価値観が多くがいい、訳ではなくなってきたのです。
人によっては起業し、人によっては学校も行かない人も出てきたり、
「その人の生きたい人生によって」望む価値観や、好きなことや、やりたいことなどが多様化するようになりました。
その結果、情報操作や統制が出来なくなった中でも
「SNS」というインターネット上で人間関係を形成できるネットワークが進化してきました。
SNSとは、インターネットを介して人間関係を構築できるスマホ・パソコン用のWebサービスの総称です。 … また、SNSはSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、ソーシャル(社会的な)ネットワーキング(繋がり)を提供するサービス、という意味になります。
Facebook、Instagram、Twitter、YouTube、LINE、などが有名なSNSになり、多くの方が活用してたり、情報をこれらSNSから取得したりという世の中になりました。
情報をSNSを活用することにより、多角的に集められるようになりました。
テレビを一日中ずっと見てる人はいたのではないでしょうか?
流し見というか「チャンネルはそのまま」みたいな付け方してるような。
すると定番で夕方18時になるとニュース番組なんかが流れていたと思います。
現在もテレビ番組ってそういう時間構成です。
しかし、SNSやインターネットではあなたが見たい情報、好きな情報を自由に見ることが出来ます。
18時にニュース番組を見る必要がない人は、同じ時間に料理のチャンネルや、スポーツのことを配信してる人や、学びのコンテンツを呟いてるものを見たり、映画の動画を見たりも出来ます。
「ドラマ」を見るとします。
私の年代だけがわかるかもしれませんが、
「月9」と言われる月曜日の夜21時にドラマがあってた時代がありました。
月曜日夜21時に合わせてテレビの前で見るという時代がありました。
用事を終わらせて、テレビという情報に合わせることも過去にはありました。
現在はどうでしょうか。
ネット配信番組や、見逃し配信もあります。
SNSで同じドラマのファンとも繋がれます。
出演したタレントの出待ちをする時代も過去にはりました。
現在は出演タレントのツイートを見ることや、タレントのInstagramなどで情報を得ることが出来ます。
ドラマの種類も増えて、日本以外の海外ドラマ、韓流ドラマなど海外のものも見ることが出来ます。
これらが情報が多角的に集められる例でした。
今の時代になると逆に情報の量や種類が多すぎます。
その中で価値ある情報、魅力ある情報を発信する方々がSNSを通じた「コミュニティ」(集まり)を形成し、そのコミュニティ内でビジネスが完結していく人達がどんどん生まれていっています。
ドラマ、ということでコミュニティを形成する人がいるとします。ドラマコメンテイターだとします。
あらゆるドラマに精通し、出演者や作者やスタッフにも詳しいとします。
するとドラマの見所やこぼれ話的なことなどツイートして、SNSで露出されるとします。
次々にドラマ好き達はフォローし、気になるところはコメントも残したりします。
ドラマコメンテイターは人気になり、フォロワーが数万を超えたとします。
オンラインサロンを開いて月額制でより濃いドラマの深い部分を知れるとします。
またドラマコメンテイターと一緒にドラマを見たり、
懇親会が出来る特典などがあるとします。
ドラマコメンテイターはオンラインサロンの月額制の会費や懇親会イベントの参加費で稼ぐことが出来ます。
ということで、このドラマコメンテイターは
「ドラマに強い」というコミュニティでビジネスまで完結するようになるかもしれません。
このような例が「コミュニティの時代」と言われる所以です。
私より年代が上だったりする方にはついていけないことかもしれませんが、
「ゲーム」なんかもコミュニティの時代を表す一つではないでしょうか。
ファミリーコンピュータ通称、「ファミコン」時代以降ゲーム機が開発されました。
時代は移り変わり、スマホゲームやオンラインゲームも登場しました。
「ゲームなんて遊び」「ゲームばかりすると頭が悪くなる、目が悪くなる」とか、
「ゲームばかりしないで宿題をしなさい」という時代がありました。
でも今はどうでしょうか。
「ゲーム実況者」という人達が数多くいます。
自分自身がゲームを攻略していく様子をネット配信し、実況中継や話をしてファンが閲覧する。
チャンネル登録者を増やしてYouTubeの広告費などで収入になります。
もちろんゲーム実況者のイベントがあれば、
ファンは集うのではないでしょうか。
これが「コミュニティを形成する」ことの強みではないでしょうか。
またコミュニティの時代と言われる例ではないでしょうか。
このようなコミュニティが様々に存在し、
各々の経済活動、ビジネスになり、
コミュニティ内で完結する人々がどんどん増えてくると思います。
だからこそ、あなた発信のコミュニティ、を作っていくことが今からの時代への鍵になるのではないでしょうか。
2020年現在、5Gがスタートし、益々時代は発展していくと考えられます。
自動車のオート運転、ドローンの運輸活用やら、、
さらに新しい「コミュニティ」が出来ていくことでしょう。
益々未来が楽しみですね!
ということで長文を読んで頂きありがとうございました!