人狼ゲーム。私の記録や年間王者決定戦へのこだわり

アイデア、イメージ

私は、2014年5月13日に人狼ゲームを対面でのイベントで開始しました。

私が「やってみたい(プレーヤーとしても)と思って開始しましたが、

私が主催者なので現在扱っている人狼ゲームのカードの取扱説明書を見ながら、司会進行係のGM(ゲームマスター)を行いました。

だから最初、プレーヤーとしては人狼ゲームを体験することが出来ませんでした。

しかし、参加者の皆さんの楽しんでいる姿を俯瞰で外から見ているだけでも楽しめましたことに気付きました。

だからこそ、このゲームは見てる人まで楽しめるコミュニケーションゲームだと感じることが出来ました。

「これは相当面白い!」とイベント開催初日から感じて、すぐ定期開催を決めました。

そして月に2回、新月と満月の日に人狼ゲームイベントを開催していくことにしました。

2014年の夏に東京出張した時に、

福岡よりさらに人狼ゲームが普及しているであろう東京市場(マーケット)を体感したくて、

東京の人狼ゲームイベントに訪問させて頂きました。

私の予想ですが、東京では2011年くらいから

人狼イベントなどが行われていたと思われました。

主催者の方に数年普及した東京がどのような状況かの話をお伺い致しました。

良い点、問題点、今後の課題など聞きながら、自分の頭でも人狼ゲームを福岡で普及させて行った未来を想像して、妄想しました。

福岡でも数年経って、普及していったら、東京のようになるのではないか、とイメージしながら、、

ご縁があり、2014年末頃から福岡市中央区港のタワーマンションにて、人狼ゲームイベントを行うようになりました。

そこで現在行われているオールナイト人狼の原形が出来ました。

週末に長時間、夜中の時間を使ってたっぷりと人狼ゲーム三昧の時間を過ごせる。

この一度夢中になったら冷めさせない魅力は何なのでしょうか。

湧き出てきたことを書き出してみました。

【人狼ゲームの冷めさせない魅力!!とは?】

→常習性がある!

→では何故常習性があるのか?

・チーム戦であること

1、一定数の参加人員がいないと行えない

→個人戦ではなく、チーム戦になるので

ある一定数以上の参加人員が必要になる。

少人数では行えない所が面白いと思います。

2、即席チーム戦で協力しあえないと目的に進まないこと。

→2チーム(陣営)でも3チームでもいくつの陣営でも

同じ仲間であろう人達と協力し合わないと目的に進めなくなることが多い。

チームでの連携、噛み合い方の良しあしが目的を果たすことに左右する。

3、チーム戦での勝ち負けを目指せる所

→連帯感、協調性など生まれる。

4、役の能力、仕事をこなさないと目的達成が困難になること。

→与えられた役(役職)として心技体をフル回転させて行動しないとチームの仲間の役に立てなくなること。

・コミュニケーションが唯一のツール

1、会話(コミュニケーション)が目的を果たすための道具、ツールであること。

→コミュニケーション(対話)を使用することが主体となるため、伝えたり、聴き取ることが重要になる。

2、自分1人では何も出来ない。参加人数の民意を得られる話術、納得、説得の話法が必要であること。

→民意をまとめることが重要な要素となるため。相手への印象、全体への印象、説得、などもスキルとして必要になってくるので面白い。

・二度とない感動!いつでも新鮮!

1、勝ったり負けたりしても、その過程も面白いこと。

→スポーツの試合の過程が良いプレーなどが発揮されるように筋書きのないドラマが自然に描かれたりすることがある。

2、毎回結果が変わる。二度と同じゲーム内容が行えない。

→例えると甲子園の高校野球のように二度と同じゲームが出来ない、筋書きのないドラマが生まれる。

3、結果的に勝つと満足度が高い。困難なことを達成する喜び。

→解けなかったパズルが解けたような爽快感がある。それをチームで喜びあえる(どのチームでも)

4、役職を引いての役確認の時、プレー中のスポーツのような緊張感、高揚感、ドキドキ感がある。

→ゲーム全般で随所にドキドキ感がある所。

6、数多く経験しても、果てがない所

→いくら上達したとしてもキリがない、

例)経験値をたくさん積んでも最高レベルに達しない。次々に課題も現れるので飽きない。

対戦するメンバーが変われば、要素が全く変わるので新しいゲームをすることと変わりなくなる。

同じメンバーでも組み合わせや配役が変わると要素が変わる。毎回新鮮な気持ちで行えること。

(私幸田以外の数々の魅力を理解している人狼ゲーム経験者もたくさんいらっしゃいます。

上記はあくまで幸田の思う魅力です。これが全てではありません)

これらの数々の魅力を整理して、、

私が感じたことは、

まさに「スポーツそのものだ!」ということでした。

実際に囲碁、ポーカーや将棋、麻雀などの頭を使うスポーツの分野は「マインドスポーツ」と言うそうです。

マインドスポーツ - Wikipedia

このマインドスポーツとして、

人狼ゲームを伝えていきたいと思ったことです。

今までのマインドスポーツよりも高度だと思います。

それは将棋や囲碁の偶然の要素が入らないもの

に加えて偶然の要素が入るもの、でもあります。

加えて、戦略を思考した後に

参加者の民意を纏めるための「伝える力」も要求されます。

そのよう要素まで加わった

戦略的思考+表現力+印象力まで求められる「マインドスポーツ」なのです。

人狼ゲームをチーム戦で行うマインドスポーツとして普及させていきたい!

いずれはプロプレーヤーも輩出したいと思いました。

だからこそ私が思うのはスポーツ化なのです。

そして、もう一つ、人狼ゲームをしながら気付きました。

過去のゲームのことを鮮明に覚えてる人が一定数いるのです。

でも私は誰がいて、どんなプレーが、、とかまで聞くと思い出しますが

ほぼ綺麗に翌日になれば忘れます。

(記憶の中には蓄積されますので、何かそのゲームのこととか情報が出ると洪水のように溢れてきて思い出したりはできます)

私は過去のことは忘れやすい、

でも「記録には残したい」と思いました。

自分の頭の中で残すだけでしたら自己満足のみです。

記憶頼りですし。

そして、ある一定の指標を設けて

その指標の進捗状況も含めて記録をしていきます。

いつでもその記録は取り出せるようにしたいと思いました。

またさらに、その記録を積み上げていく人たちが競いあう環境を作りたいと思いました。

私個人的にも、戦った記録(戦績)を残したい。

そして累計記録を積み上げた者同士が競い合う環境はまさに「野球の甲子園大会」と同様な高みを目指せる環境になるのではないか、と思いました。

ということを2014年から構想しました。

そして2015年の年初からスタートしました。

福岡人狼会の定める基準で戦績を記録していきました。

年末12月の初旬までの記録で、

一定数のゲーム数を消化した方で

かつ「平均点数の上位順」でランキング化。

その他にいくつかの指標での上位者を選抜した「年間王者決定戦」を行うようになりました。

2015年、2016年は手作業で行いました。

戦績をアナログなやり方で紙に記録をして

後日スコアを手作業で集計。

エクセルに記録するようにしていきました。

これが結構大変な作業でした。

しかし2017年からは現在運用中の

「人狼マネジメントシステム」を運用開始しました。

ログイン - 人狼会マネジメント
人狼会運営をスムーズに! 人狼会マネジメントは「戦績提供」「得点計算」「ランキング表示」「お知らせ機能」など、主催者もGMもプレイヤーも満足の、人狼会運営に便利な機能を取りそろえたWebサービスです。

公式ゲームの記録がこのシステムに詰まっています。

自分自身の福岡人狼会での戦績も

記録されるようになりました。

もちろん、過去から参加されてる皆さんのデータも記録されています。

この記録を蓄積する、ことが私の思いの一つでしたので今も続けられていることが楽しみの一つです。

私個人の戦績は、2017年からの記録で、

335ゲーム中、182勝、勝率54.33%、平均スコア9.084です。

戦績の多い方で、2017年からの記録で

1000ゲーム程です。

2015年からの累積ではおそらく

1500ゲーム程になるのではないかと思います。

すごい数を戦っていますよね。

この記録を蓄積させていくこと、

記録を元にランキング化して順位なども算出する。

そして記録を重ねた者たち同士の戦いの王者決定戦。

私が非常にやりたかったこと。

人狼ゲーム楽しかった!以上それで終わり。

はただの「記憶」にしかならない。

私は「記録」を残し続けたいのですね。

記録を残し続けることが

ただの一過性の遊びではなく

継続できる遊び、本気になる遊び、もはやマインドスポーツ化だと思っています。

この私が提供する人狼ゲームに

打ち込んだ方々の記録が残ることこそが、

一つの価値の向上だと考えています。

野球も、スコアブックに記録しますよね。

それと同じことだと思います。

そして、この記録を積み上げた人々が

年末に選抜されて、チャンピオンを決める戦いをする、、、甲子園大会みたいですよね。

このような戦いをしていきたかったことから

「年間王者決定戦」が生まれました。

2015年の1年間から開始して、

もはや6回目の年間王者決定戦。

歴代のチャンピオン達は下記の方々です。

2015年、、ナオ

2016年、、けーし

2017年、、shinzo

2018年、、はな

2019年、、キヘイ3

2020年、、今年!は誰の手に!?王者は渡るのか、、、

この記事を書いたのが、

2020年の12月なので、

今年は6回目の年間王者決定戦が行われます。

2020年も非常に楽しみなメンバーが揃いました。

新型コロナウィルスの影響で

4.5.6月と対面人狼が出来ない機会もありました。

いろいろあった年ですが、

また年間王者決定戦を行えることを

主催する私も楽しみにしています。

またどんな戦いが繰り広げられるか

ワクワクしています!!

またこの熱戦を

全国大会にしていきたいという思いも強くあります。

「全国選手権大会」

まさに高校生の甲子園大会のような、、

プロ野球のような、

そのような全国大会の文化から

将来的に、人狼プレーヤーのプロを目指したい子供たちが

プロプレーヤーを目指すような環境が出来上がる、、

日頃は学校などでも部活動なども出来てくる。

人狼教室やサークルも出来てくる、、

そんな人狼ゲームが文化となる世の中を作りあげたいのです。

そのための始めの段階の年間王者決定戦、

と考えています。

そんな拘りがあり、この活動を続けています。

そして人狼ゲームを、まだまだ知らない方々に普及し続けていきます。

だって新しい人狼ゲームプレーヤーが生まれたほうが既存のプレーヤーも楽しくなる。

私も楽しくなります。

まだ見ぬ対戦相手と戦える環境があることが

私は楽しみです。

同じ人達と対戦してばかりだと行き詰まります。

それに新しいプレーヤーがさらに

もっと戦い甲斐がある相手なら尚更楽しいです。

だから新しい方に人狼ゲームを伝えて

この循環に引き込んで行きます。

私は引き込み続けます!

世の中の多くの方々は人狼ゲームを知らない、

または知ってても体験したことない方が多いのです。

生きてる以上、一度も体験したことがないのは勿体ないことをしていると私は思います。

だから伝え続けていこうと思います。

明日の新しいプレーヤー候補者たちに。。

また、もっと数多くの人に

この素敵な人狼ゲームを広げることを

ご協力お願いしたいと思っています。

私1人の力では手が足りません。

多くの人の声、後押しがブームや

次のスタンダードを作っていきます。

ということを思いながら

今日も人狼ゲーム普及活動をして参ります。

是非、この記事を読んで頂いた方で

人狼ゲームの普及に力を貸していいよー、という方は

ご連絡を頂けたら嬉しいです!

長くなりましたが

ここまで読んで頂きありがとうございました!

【参考】2020年現在 福岡人狼会

《歴代年間王者》

2015年→ナオ

2016年→けーし

2017年→shinzo

2018年→はな

2019年→キヘイ3、

2020年→今年!

福岡人狼会

《スコアのつけ方について》

市民チーム、、、10pt

人狼チーム、、、15pt

第三勢力、、、20pt

生き残りポイント、、、二日目以降1ptずつ加算

(9.10人村が二日目以降、11.12人村が三日目以降、13.14人村が四日目以降、に付与。村の規模により生き残りポイント加算日が変更)

ファーストバイト、、、初日夜に人狼に襲撃された方は、人狼側の脅威の人として、3pt付与

初日追放P、、、初日に追放は2pt付与

グッジョブP、、、騎士が守り成功すると5pt付与

MIP(Most Impression Player)、、、負け陣営で最も印象深い、面白いプレーの人に7pt付与

※福岡人狼会では、

年間ゲームを通じて、規定ゲーム数以上、かつ

平成スコアの上位者やその他の上位者より

年末に上位者を選出し、「年間王者決定戦」を行なっています。2015年、2016年、2017年、2018年、2019年の過去5回行われて来ました。

詳細お問い合わせは幸田までお尋ねください。

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